令和5年1月12日 全昌院精進料理教室
令和5年はじめての精進料理教室
2023年初めての三心会は、まず本堂にてご本尊様にご挨拶から始まりました。
方丈様からは、「精進料理は一所懸命作り、一所懸命食べること。
我々は生き物の命を頂く者なので、食材を大切に扱い丁寧に頂く心が大切であす」
とお話をいただきました。
全昌院の精進料理
本日の精進料理教室は、福井の粟谷一智さんがご担当下さいました。
菜飯
焼き大根みぞれ餡掛け
角煮もどき
菊芋揚げ出し
揚げ茄子吸い物
永平寺でもよく作られる菜飯
多くの食材と共に、昆布と炒り大豆をもとに作られた精進合わせ出しを、
福井からご持参頂きました。このように合わせ出汁を作っておくと大変便利とのことです。
菜飯は永平寺でも良く作られるそうで、
茹でた大根菜を細かく切って汁気を絞り、
塩と胡麻を混ぜたものを炊き立てのご飯と混ぜるという簡単で美味しい一品です。
焼き大根は少し厚めに切って焼いて、
大根おろしのみぞれ餡をかけた優しいお味。
角煮もどきは、福井名物の大きな車麩をお肉に見立てて揚げて、
醤油や砂糖、生姜汁などで炒め煮にしたコクのある一皿です。
他に珍しい食材の菊芋やクワイを揚げたものなど、ボリューム満点のお献立でした。
大根葉は天日で3日ほど干すと、
保存がしやすい干し野菜になります。
こうしておくと思い立ったらすぐ菜飯を作れますね。
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学びと気付きと憩いのお寺
ようこそ、全昌院のホームページにお越しいただきました。全昌院は、昭和14年(1939)に、福井県若狭の国から上京した先代(実父)により創建されたとっても新しいお寺です。
突然ですが、みなさん、「お寺って敷居が高い!」と思いませんか?
物理的にではなく精神的にです。一般の世界とシャットアウトしているイメージが大きいとわたしは思っています。
お寺は、本来は公共物ですから、私物化してはいけないはずです。広くとびらを開かなければいけない施設のはずです。
近年、お寺の公共性が問われています。
私は開かれたお寺、住職の顔が見えるお寺を目指しています。
全昌院の歴史は下記からご覧ください。
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全昌院は多くの方に開かれたお寺を目指しています。檀徒ではない多くの方にも年中行事やイベントは開催しておりますので、お気軽にお電話ください。
また、社会情勢などを鑑みて延期・中止にすることもございますので、あらかじめご了承ください。
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雑司ヶ谷霊園、および、納骨堂で当院が読経した方へ
当山が雑司ヶ谷霊園、および、納骨堂、ロッカーなどで読経された方は、特別のプランがございます。法事、葬儀などを含めてお気軽にご連絡ください。