この度の精進料理教室は特別編と題して、
カリフォルニアの高校より訪日高校生をお迎えして様々な体験をしていただきました。
引率の先生方含め約30名ほどがご参加くださり、大いに賑わいました。
【実施内容】
*写経体験
*ボランティア体験
*精進料理体験

始めに行った写経体験では、まず写経の説明と共に『筆ペン』の説明をいたしました。
私達日本人にとって馴染みのある筆ペンですが、訪日高校生の皆様は初めての体験だったようで
使い方に戸惑う方も多くおられました。
しかしいざ始まってみるとすぐに順応し、背筋を伸ばして集中して取り組んでおられました。

ボランティア体験では、『シャンティ国際ボランティア会』が主導する絵本作りを実施しました。
世界に数多く存在する、本に触れたことも、自分が話している文字を見たこともない子どもたちに向けて
「本」を通じた教育文化支援活動です。
日本語で書かれた絵本に、届ける先の国の言語への吹き替えシールを切り貼りし、
最後に自分の名前をその国の言葉で書き記してもらいました。
グループワークだったこともあり、写経の時間とは打って変わって楽しくも真剣に取り組んでおられました。

そして最後の精進料理体験では、精進寿司とおからの餃子作りを実施しました。
初めての餃子作りに体験に苦労しながらも、一生懸命餃子を包む訪日高校生たちの姿はとても素敵でした。
残念ながら時間の兼ね合いでお寿司体験は実施出来ませんでしたが、
用意した酢飯と具材を使ってビュッフェ形式でのちらし寿司を堪能していただきました。
仏教には「大衆一如(だいしゅういちにょ)」という考え方があります。
修行する者は、皆全く同じ行動をとらなければならないという意味です。
大切なことは、様ざまな個性や性格、あるいは能力のちがいを持った者同士が和合して、
一つのことを共に行うというところにあります。
お互いに相手に関心を持ち、互いのちがいを認め合い、一つひとつの行持を助け合いながら勤めます。
今回カリフォルニアからお越しになった高校生達は、
同じ学校ではありますがクラスメイトではなく学年も異なります。
また肌の色、髪や瞳の色も同じではありませんでした。
今回の体験では自分の写経や絵本作りが終わったら自由時間、ではなく
全員が終わるまで共に過ごすということの大切さを学んでいただきました。
短い時間ではありましたが、体験を終えた皆様からたくさんの感謝の言葉をいただき、
言語の壁を越えて禅の心が伝わったのではないかと思います。

次回の開催は7月23日(水)の予定で、
通常の内容を実施いたします。
「精進料理ってなんだかむずかしそう。。。」
いえいえ!!そんなことはございません!!
約200名の僧侶の胃袋を、毎日満たした、永平寺で修行した本場のお坊さん(全昌院 住職)と、たのしく、精進料理をつくりましょう!!
「はじめてですが…」
「料理の経験はないのですが…」
たいせつなのは、気持ちです!!
はじめての方大歓迎です。
精進料理教室の詳細はこちらから